海外でパニック障害を引き起こした話

海外生活について

こんにちは。
急に病気の話で申し訳ないのですが、同じような悩みを抱えている方がいれば是非この情報で何かを得てもらえたらと、ブログにすることにしました!

こんな方にもぜひ読んでほしい

下記に当てはまる方には是非読んでほしい記事です!

  • 海外で体調が悪くなってしまった。どうしたらいいかわからない。
  • 海外に住んでいて、精神的に辛いと感じる時がある。
  • 海外で鬱っぽいと感じたことがある、または診断されたことがある。
  • パニック障害を患っていて、海外に住むことになってしまった  など

記事の最後に私のSNSアカウントも載せています。もし当てはまる方がいたら、気兼ねなくご相談していただけたら嬉しいです!

パニック障害について

まずはパニック障害、って何?どんな病気?という方に。

パニック障害とは、突然前触れもなく、動悸、息苦しさ、めまいなどの症状が出現するパニック発作を繰り返し、そのため「またあの発作が起きたらどうしよう」と過度に心配になって、外出などが制限される病気です。

https://www.n-ushicli.com/mentalsupport/panic-disorder.html
ケリーさん
ケリーさん

私は、特定の場所や環境でパニック発作を起こします。電車、飛行機、狭い場所、人混みなど。パニック発作は具体的に、動悸、めまい、吐き気などの症状です。

少しだけ背景をご共有すると、私は本当に突然、何の前触れもなく発症しました。
発症当時28歳、電車に乗っていると急にめまいと吐き気で立っていられなくなり、電車の床にへたり込んでしまって。。何度かそれがあったあと、最初は急行電車に乗れなくなりました。
何駅もスキップするので、途中であの症状が出たら・・・と心配で意図的に各駅電車を選ぶように。

そのあとは結果的に各駅電車にも乗れなくなりました。
一度試みた際に、やはり次の駅で耐えきれず降りてしまったのです。
当初電車で1時間かかる場所にある会社に通っていたので、そのあとからは2時間かけて自転車で行ってました笑

メルボルンに移住したての時、ブリスベンに旅行に行くことになり飛行機に乗ろうとした時、また発作が起きてしまったんです。飛行機には無事乗れたけど、生きた心地がしなくて、2時間ほどの国内線で悶え苦しみました・・・(動機、吐き気、めまい)

死ぬかと思ったぜ〜〜〜〜〜〜!!!!

オーストラリアでは専門医に直接行くことができない

パグ吉
パグ吉

喉がちょっと調子悪いから、耳鼻咽喉科に行きたいんだけど・・・

とある女性
とある女性

生理痛がひどいから婦人科に行きたい!!

ケリーさん
ケリーさん

残念だけど、オーストラリアでは直接専門医に行くことができないの。。まずは、GPというお医者さんの窓口に予約を取る必要があるよ!!!

皆さんもよく耳にしたことがあると思いますが、オーストラリアは医療制度が違います。
日本のように、精神的に問題があると思えば心療内科へ、喉の調子が悪ければ耳鼻咽喉科、など、各所専門のお医者さんに直接行くわけではありません。

体調が悪いと思ったら、周辺のGP(General Practitioner)を調べて、すぐに予約をとってください!

GPは、歯科以外の全ての分野を網羅しており、もしその場で解決するものはGPからアドバイス。もし、専門医に診てもらう必要があれば、GPから紹介状を書いてもらい、その後に改めて専門医に診察してもらいに行く必要があります!

オーストラリアはデジタル化がかなり進んでいるので、基本的にはWEBで予約をすることができると思います。なお、とにかく急ぎ!という場合は受付に電話してみて!

私が行った病院(GP)について

私は元々主人がお世話になっていた、Richmond Medicalという近場のGPで予約をとりました。

予約がネットで取れるし、明日すぐに行きたい!って時でも予約しやすい印象。
なお、ドクターごとにどの領域を得意としているかも書いてあって選びやすかったのでおすすめ。

Richmond MedicalのWEBサイトはこちら

診察の内容

病院についてからのステップは下記の通りでした。

① 受付にて予約の詳細を伝える
② ドクターに呼ばれるのを待つ
③ 症状のヒアリング
④ フィードバック、処方箋(稀なケース)と紹介状を渡される
⑤ 会計
⑥ 薬をもらいに行く(Chemist Warehouse)

  • 待ち時間について
    ┗ 予約時間から10分くらいだけ待ちましたが、そんなに長くない印象でした!尚、完全予約制なのと平日に行ったので待合室がそんなに混んでなかったです。
  • ドクターとの会話について
    ┗ 私は英語が100%ペラペラにしゃべれるわけではないので(特に医療用語は)、まず自分の症状がちゃんと伝えられるように最低限の語彙は予習していきました笑

    また、私がここで最もおすすめしたいのは
    もし過去に薬を処方されていれば、英語版の名前を検索しておくこと!

    必ず過去の薬については聞かれますし、もし日本語でも処方箋があれば、急ぎの薬であればGPが処方箋を出してくれる可能性があるからです!!!基本的に薬の処方はGPには認められていません、専門医の予約が取れてやっと薬をもらえるので、めちゃくちゃ待たなければならないことになります。
  • 専門医の紹介・予約について
    ┗ GPから専門医の紹介を受けることが可能です。私は予約が取りにくいのを知っていたので、おすすめの先生を聞きました。電話番号を教えてれました。

注意:心療内科医(精神科医)は、先生によっては予約が2〜3ヶ月先になってしまうことがあとのこと。
これはGPの先生に聞いたのですが、オーストラリアではADHDの治療の需要が増えており、新規の患者さんを取らない先生が増えているとのことでした。もし心療内科関連で予約をとりたいということであれば、なるべく早く行動することをおすすめします。

GP診察の費用について

費用については下記の通りです!

・診察費:約$130 AUD(約12,200円)
・薬代:約$180 AUD (約17,000円)
※ こちらは処方される薬によると思いますので注意

私はツーリストビザでその時オーストラリアに入っていたので、medicareはありませんでした。あとから旅行保険会社に保険金を請求しました。

処方箋のもらい方について

処方箋の薬は、みんな大好きCHEMIST WAREHOUSEでもらうことができます。

大体のCHEMIST WAREHOUSEには、お店の一番奥に下記のサインがついた処方箋カウンターがあります。日本のドラッグストアでもたまにある感じと一緒です。

COLLECT PERSCRIPTION HERE!
(処方箋の受け取りはこちら)

処方箋を渡すと、カウンターで薬を用意してくれます。
もらった薬と書類を持って、レジでお会計。並んでいなければ5〜10分くらいで終わると思います!(週末は混んでるところをよく見るので、平日がおすすめかも)

以上です!
病気や症状がある方は特に海外生活、不安が多いと思います。もし自分はこんなことがあったよ、もっと詳細教えて、等あればぜひ下記SNSで教えていただけたら嬉しいですT_T

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